●
ダイエットの基礎知識 2
1. 食欲をコントロールするには?
食欲をコントロールしているのは、脳の視床下部にある食欲中枢です。食欲中枢は、自律神経に支配されています。満腹を感じる条件は、@血糖値の上昇 A胃壁の伸縮です。食べ物が胃に入り、血糖値がその人の満腹レベルに達すると満腹を感じるわけです。No.1スリムのダイエットは耳ツボ刺激により、血糖値の満腹レベルをその人の痩せるために必要なレベルに調整しますが、それ以外に満腹を感じやすくする方法を紹介します。
- 食事はゆっくり食べる
- よく噛んで食べる(1口50回)
- 食事中は頻繁に「箸をテーブルに置く」
- 噛まないメニューは避ける(麺類、お茶漬け、カレーなど)
- 炭水化物も食べる(食べないと血糖値が上がらず満腹感を感じにくい)
2. カロリーと栄養素の関係
人間が生きていくために必要なエネルギーを生み出すのは、食物中に含まれる3大栄養素、「炭水化物」、「たんぱく質」、「脂質」です。(たんぱく質は体の基礎的な構成成分にもなります)
そして、摂取カロリーが多いと、これを脂肪に変えて細胞に蓄え、消費カロリーが多いと、蓄えた脂肪だけでなく、たんぱく質や炭水化物をエネルギーに変えて消費します。健康に痩せるのが難しいのは、蓄える時と、消費する時が単純に逆にならないからです。 それに対して、「ビタミン」「ミネラル」といった微量栄養素はエネルギー源になる事はありませんが、体の中で行われる代謝活動が円滑になるのに必要で、これらがないと、脂肪がエネルギーとして使われる事ができません。ですから、3大栄養素と微量栄養素のバランスが悪いと、太ったり健康を害す原因になるわけです。

3. ダイエットと運動
脂肪1キロを燃焼させるには、7000キロカロリー必要になります。これをマラソンに換算すると120キロ走らなければなりません。フルマラソン3回ですね!ん〜、これは大変ですね!
ただでさえ、太っていて体を動かしたくないと思っているのに、そして、いざ動かし始めると、すぐに足腰に負担がかかってしまいます。運動で痩せるのは効率が悪いし、足腰を痛めやすいので、やはり、無理だと考えた方が得策です。当院には、ウォーキングをして腰を痛めたり、膝に水が溜まった方がよく治療にきます。
でも、筋力が少ないと基礎代謝が上がらないと考えている方もいます。基礎代謝は少々運動した位で、変わるものでは、ありません。ちなみに基礎代謝のピークは16〜18才ですが、体重1キロあたりの基礎代謝量のピークは1〜2才です。年には勝てないって事ですね。
ただし、ダイエットを機会に運動を始めたいという方は、ダイエットが終わってから運動を始める事をお薦めします。体重を減らして、体型を整えて(特にお腹が出ている方は、上半身が後ろに反っているので腰や膝に負担がかかっている)ダイエットする事を運動の目的にしないで、スポーツを楽しむ事を目的とするのでしたら大賛成です!

4. ダイエット成功のポイント
- 食べる量を一定にする事
食べる量にムラをつくらない事が大切です。朝、昼、夜同じ位食べる。一週間毎日、同じ量にして食べる。夜や週末のドカ食いは大敵です。
- 油物には注意する
量を同じに心掛けていても、油物は同じ量でもカロリーは2倍あります。油物ばかりのメニューにはしないように。
- 体温ぐらいの水を飲む
体脂肪を効率よく落とすには、水を飲む事が、重要なポイントです。ある条件を満たすと水を飲む事で、体脂肪がミルミル落ちます。
- 生食を増やす
人と人が餌を与える動物以外の動物は、生の食べ物しか食べる事はありません。そして、それらの動物には肥満はないのです。生食の不思議な力を体に取り入れて下さい。
- 身体に必要な栄養素をきちんと摂る
加熱した食べ物や人工的に加工した食べ物を多く食べると、代謝をよくするために、微量栄養素がたくさん必要になります。毎食ごとにビタミン、ミネラルをしっかり摂って下さい。
- 体を温める
体温が低い人は、代謝(体内の化学変化)が悪い状態です。入浴はシャワーで済ませずに、しっかりお風呂で体を温めて下さい。ちなみに体を温めて汗をかいても、水分は減りますが、体脂肪は減りません。
- 早寝を心掛ける
ダイエットをする上で睡眠は非常に重要です。更にいうと、何時間寝たかよりも、何時に寝たかの方が重要なのです。12時より前に寝る事をお薦めします。
- イベントは避ける
順調に進んでいるダイエットのリズムを狂わすのがイベントです。飲み会、旅行、お祭り
など、今日は特別だからと飲み食いが過ぎると、体重が増えてしまうばかりか、翌日からのダイエットがうまくいかなくなってしまいます。途中で失敗してしまう方のよくあるパターンです。ダイエット中のイベントや誘惑はきっぱり断る覚悟をもって始めて下さい。
但し、素敵な彼からのお誘い、玉の腰に乗るチャンスなどの時は、優先順位を冷静に考えてから行動して下さい。チャンスの神様には後ろ髪はないのですから・・・
でも、その時に「スリムだったら」って思わないように、お早めにご来院下さい。
5. 肥満の先に見える生活習慣病
肥満が問題なのは、見た目が悪く、それまでの服が着られなくなって不経済なだけではありません。肥満の怖さは、高血圧、糖尿病、心臓病などの生活習慣病を引き起こす原因となるからです。
「ウエストサイズから肥満度をチェック」のところでも書きましたが、ウエスト周囲径 男性 85cm以上・女性 90cm以上で、高血圧・高血糖・高脂血症を伴ったものを、メタボリック症候群といい、生活習慣病を発症する危険度の高い状態といわれています。
また、女性の場合は、不妊になる割合が3倍になるともいわれ、妊娠した場合でも妊娠中毒症や流産、早産になりやすい事も指摘されています。
|